山、そして山へ。
12月3日(日)。天気、晴れ。
朝6時に家を出発し奥多摩を目指した。
奥多摩方面は凍結が怖いので年内に行くのはこれが最後になるであろう。
家を出発した段階ではまだ日が出ていなかったが、23区を抜けるころには朝日が昇ってきていた。本日は雲ひとつない快晴になりそうだ。
青梅街道を利用し新宿から青梅方面へ向かう。途中にある瑞穂町で外気温2.5℃。
まだ市街地だというのにこの気温。「山の方は大丈夫なのか?」という不安のなかバイクを走らせた。
青梅に到着したのが午前8時頃。朝露なのか山から伝っている水なのか、日陰の路面が濡れていた。外気温は1℃。
凍結を恐れていたが何事もなく日陰スポットを通過することができた。
奥多摩は紅葉がシーズンと聞いていたが来るのが一週間遅かったようで、もう散ってしまっていた。
奥多摩からは国道141号線を使い山梨側へ降りていく。天気が良かったのと、時間に余裕があったので、一ノ瀬高原に寄り道することにした。道は良いとは言えないが、舗装されている林道 一ノ瀬線を使い展望台へ向かう。
ここは昨年GSX-R 1100で写真を取った場所だ。昨年と比べて柵が新しくなっていたり、ベンチが出来ていたりと整備されていた。
再び国道141号線へ戻り山梨側へ向かうと柳沢峠茶屋というお店がある。その辺りになると目の前に富士山が見え、その存在感に圧倒される。
天気が快晴であったので少し足を伸ばして富士山の麓である朝霧高原まで行ってみることにする。
御坂みちを通り、河口湖→西湖→本栖湖→朝霧高原というルートだ。
御坂トンネルを抜け河口湖に入ると、御坂みちでは隠れていた富士山がいきなり現れるので、一気に富士山に近づいた気がする。
いままで河口湖の周りは何度も走ったことがあったのだが、西湖の湖畔を走るのは今日が初めてだったが、適度なワインディングでとても走りやすかった。また、河口湖・山中湖と比べると、車が少ないのもポイントが高い。
富士五湖からは当たり前だが富士山がよく見え、湖によってまた違った表情をみせてくれる為、同じ山を見ているのだけれども飽きることは全くない。
富士山の麓だけあって、これでもかという程の存在感を出している富士山。
朝霧高原に向かうこの高原道路は左手に富士山を見ながら走っていくお気に入りの道である。
道の駅 朝霧高原では朝霧高原で育てられたヨーグル豚のロースを使ったとんかつ定食を頂いた。
また、この道の駅には富士山の展望スポットもある。
雲ひとつない青空に、半分程雪を被った富士山が一望できた。
『富士山』と言われて大半の人が連想するのは山頂に雪を被った姿ではないだろうか。雪を被る前の富士山を見ても富士山だとわからない人もいるらしいし、全面が雪で覆われてしまってもまた違う。
今の時期の富士山が日本人が思い浮かべる富士山の姿なのでは…。と眼前に広がる富士山を見ながら考えてしまった。
帰りは新富士ICから東名高速で帰ろうと考えていたが、東名高速が混んでいるようだったので、河口湖まで戻り河口湖ICから中央道を利用し帰宅した。
帰りの高速から見た感じだと、相模湖辺りが紅葉の見頃ではないだろうか。
しばらくは山の方へ行くことはないと思うので、しばらくは海沿いのツーリングが多くなりそうだ。
ではまた房総半島で会いましょう。