いざ能登半島へ①
11月19日(土)。天気、雨。
全身を防水装備で整え、友人との集合場所である中央道 双葉SAへ走り出した。
走行中、速度メーターの針が折れ(2回目)、しまいには根元から取れるというアクシデント。
速度が分からないのはいいのだけれど、トリップメーター、オドメーターが動かなくなり走行距離が分からなくなったのが一番辛かった…。燃費計算と給油タイミングが分からなくなりますからね。
そんなこともあり集合時間の40分前に双葉SAに到着。「双葉コク黒ラーメン」を食べ友人を待つことにした。
友人が来たのは集合時間の50分後、「いや~圏央道が混んでて」
合流した2人は中央道で長野県 松本市まで走る。いきなりの事故渋滞でブレーキをかけるもリアタイヤが簡単にロックして「うお、滑った!」って何度言い合っただろうか。
すでに防水装備は限界を超えたらしくグローブは浸水して手が凍りそうになっている。
松本で高速を降り、目の前のエネオスに給油のために立ち寄った。なんと洗車用のポリ手袋が置いてあるではありませんか。これを使えば手が直接濡れることはないと判断しグローブの下に装備することに。
なんと手が濡れない!こんなに嬉しいことはない!
2人は下道で飛騨高山(岐阜県)を経由。
そして富山県に入る。富山県は晴れていた。富山県だけは僕たちを迎え入れてくれていた。
が、石川県に入るとまたしても雨が降ってきた。しかも既に日は落ち、気温も下がってきた。寒い。
のと里山海道でのと里山空港まで走り、本日の宿である『春蘭の宿』へ向かう。
周りに街灯もなく車一台が通れる幅の山道を進み、宿へ到着(?)。
ナビは宿を指しているがどこにも見当たらない。同じようなところをぐるぐるしていたら宿の人と遭遇した。
「100Mほど戻ったところを右に曲がったら学校が見えるんで」
100M戻るも右に曲がるも街灯がないので学校なんて見えるはずもなく、宿に電話してやっと到着することができた。
この『春蘭の宿』。もともと学校だったものを改装した宿で、室内は宿っぽく改装されていますが、廊下は完全に学校でした。廊下に使っていいのか分からないけれど乾燥機が置いてあった。
・・・勝手に使わせてもらいました。ありがとう乾燥機!
今回は素泊まりでしたので、穴水まで戻って夕飯を食べ、明日に備えて早めに寝ることにした。
明日は曇りらしい。
続く