紅葉前線目指して①
10月14日(土)。天気、雨。
紅葉ツーリング in 東北。なお、関東はしばらく雨予報が続いている。が、東北は月曜以外は曇りで九死に一生を得た感じだ。
友人との待ち合わせである佐野SAを目指して着慣れた雨具を装備して出発した。
友人のバイクが高速道路で走行中にエンジンが止まったりするアクシデントがあったものの、無事福島県に到着。
この後は磐梯吾妻スカイラインを福島から猪苗代湖に向けて走り、西吾妻スカイバレーを通り米沢市小野町の宿に向かう予定だ。
磐梯吾妻スカイラインは紅葉の名所として有名だが、天気が良くないせいか混んではいなかった。というか、霧の中で視界は10M程度であった。火山ガス発生地帯の景色は絶景なのだが、残念ながら何も見えなかったのが悔やまれる。
山頂の浄土平に着く寸前に雲の上へ抜けた。
浄土平レストハウスの天気は良かったので、吾妻小富士の火口を見に行った。ここの景色には毎回言葉を失わさせられる。
チェックインの時間もあるので、米沢市へ向けて走り出す。
猪苗代湖方面は晴れていたので紅葉の名所の所以を感じることができた。
職場で勧められた西吾妻スカイバレー。ここも絶景らしいのだが、あいにく日が落ちたため何も見えなかった。
本日の宿は米沢市小野町にある、タカミヤ旅館 山川である。
米沢に行くのなら米沢牛だけは絶対に外せなかったため、夕飯は米沢牛のしゃぶしゃぶだ。
驚いたのは源泉でのしゃぶしゃぶである。この後の温泉で知ったのだが、ここ小野川温泉は小野小町が開いたという伝説のある美容の湯として有名らしい。
源泉の量が豊富なのだろう、温泉のシャワーもお湯(源泉)と水の蛇口を捻り温度を調節するタイプであったり、升の湯という湯の華が浮いている源泉の塊のようなお湯に入ることができた。
さて、明日は蔵王エコーラインを通って八幡平を目指す予定だ。天気は晴れの予報だが、どうなることやら。
To be continued…
最高地点へのリベンジ②
10月2日(月)。天気、曇り。
8時ごろ戸倉温泉を出発し『オアシスおぶせ』向かった。
オアシスおぶせへ着く直前、水滴が付いた。なんか降ってきてるな…。
雨と言っても数滴着くぐらいなので大丈夫だろうと察し、志賀高原を目指す。
ちなみにこの3日間秋晴れとの予報が出ていたので雨具は何も持って来ていないので、雨が降ろうと対応する術はない。
次に停まったのは滋賀草津道路の手前にある『道の駅 信州やまのうち』。ここでライトダウンジャケットを初めとする防寒装備を整える。
上は5枚着てるし、サマージャケットだけど3℃でもなんとか耐えられるだろう。
日本国道最高地点へ向けて出発。
標高が上がるにつれて気温が下がり、周りの木々の色が薄れ秋の訪れを感じさせる。
そして今か今かと出番を待っていた小雨も降ってくる。
滋賀草津道路、標高2100m地点にある横手山ドライブインで昼食の根曲がり竹定食を頂く。
ここでアクシデント。アクションカムを録画状態のまま昼食を食べに行ったので、帰ってきたらバッテリーが切れかけていた。
撮影するのはベストポイントのみの一瞬と決め再出発。
平日なだけあって最高地点の碑の前は空いていたので、バイクを前に停めて撮ることが出来た。
そして晴れていれば絵になる高原の道を走り、草津の方へ降りて行く。
晴れていれば最高なんだろうな。
下り坂に入ったら周りは霧に包まれていた。今思うと雨雲の中だったのだろう…。
『道の駅 草津運動茶屋公園』で少し休憩をする。これもう普通に雨降ってる。
ちなみにアクションカムのバッテリーは完全に沈黙した。
草津運動茶屋公園を後にし、『道の駅 八ッ場ふるさと館』、『道の駅 あがつま峡』へ立ち寄り、渋川伊香保ICへ。
関越道を使い東京まで帰って来た。
総合的にみて、今回のリベンジは失敗したと断言していいだろう。
今回の教訓。
やはり雨具は持って行こう。
次は10/14から東北ツーリングを予定している。
では再来週、東北で会いましょう。
This trip is ends.
The next journey is waiting.
最高地点へのリベンジ①
9月30日(土)。天気、晴れ。
今回、写真を撮っていないのでヘルメットのアクションカムの抜粋が多くなる。
会社の保養所がとれたので、保養所のある山中湖へ向った。
高速道路を利用しを河口湖まで行き、まずは周辺の観光へ。
『道の駅 なるさわ』で昼食を頂いて次に向かったのは『道の駅 朝霧高原』。
朝霧高原といえばやはりベーコンだろう。というわけで朝霧ベーコンを購入。夕飯にひと塊りを贅沢に頂くことにしよう。
朝霧高原から次へ向かうは『道の駅 富士吉田』。毎度思うのだが、山中湖への道はなぜこんなにいつも混んでいるのだろう。
富士吉田ではイメージキャラクターの『桜織』のグッズが売っていた。なんか見覚えがあると思ったてたら、前に「可愛い」とかでネットで話題になってたやつだ…。
そして富士吉田から保養所のある山中湖へ向かい、荷物を降ろして『道の駅 どうし』へ。やはりここはライダーの多いこと多いこと。まぁ東京近郊でライダーの集まるところといえば奥多摩か道志ぐらいしか思い浮かばないしな。
山中湖へ戻り、温泉施設 紅富士の湯へ。
会社の保養所や学校の合宿所などが集まっているだけあって凄く混んでいた。
温泉を出ると日も沈み外気温は15℃となっていた。寒いので足早に保養所に向かった。
夕飯に頂いた朝霧ベーコンは格別であった。そのままでも食べられるのだが、表面を軽く焼くとめちゃくちゃ美味しいので朝霧高原に行った際は是非朝霧ベーコンを買って頂きたい。
10月1日(日)。天気、晴れ。
本日はゆっくりの出発で、12時ごろ山中湖を後にした。
向かうは長野県千曲市にある戸倉上山田温泉。
昨日通った鳴沢氷穴の前を通り精進ブルーラインを通り、『道の駅 とよとみ』、『道の駅 しらね』を経由。
白根ICから高速を使い諏訪ICへ向った。
白樺湖の方へ向かいビーナスラインの入り口を右折し大門街道へ。
次に停まったのは『道の駅 上田道と川の駅』。ここで岩鼻というものを見た。自然の力の前にはいつも言葉を失い圧巻させられる。
道の駅で売っていた馬鹿(うましか)バーガーが食べて見たかったのだが、バンズ切れとのことで食べることができなかった。残念。
本日は上山田温泉にあるアネックス グリーンプラザで素泊まりである。
温泉街なだけあって近くにはいたるところに温泉施設がある。戸倉温泉では瑞祥の温泉に入りたかったのだが行ってみると「改修工事のため10/6まで入れない」とのこと。その為、川向こうの新戸倉温泉の「湯の里 ちくま 白鳥園」へ行くことに。露天風呂にあった壺湯というところが源泉を独り占めしてる気分でとても良かった。
明日は国道最高地点である滋賀草津道路へのリベンジ。
ちょうど一年前も友人と行ったのだが、霧で何も見えなかったのだ。そして外気温3℃の中、GSX-Rのエンジンが標高の影響で止まりそうになるなどのエピソードがある。
明日、世界は私にどんな景色を見せてくれるのだろうか。
To be continued…
スズキさんとヤマハさんの家。
9月10日(日)。天気、晴れ。
朝6時。友人との待ち合わせ場所である東名高速道路にある足柄SAに向かった。
目的地は静岡県浜松市。浜松といえばスズキの本社やヤマハの本社。そのほかにもバンダイの本社やクシタニの本社など、多くの本社が揃っている街である。
その中で今回向かったのはスズキ歴史館とヤマハコミュニケーションプラザである。
どちらも本社の横に併設されている施設で無料で入れるので車やバイクが好きな人は是非一度行ってみて頂きたい。
まず行ったのがスズキ歴史館である。
まず入口に並ぶ歴代のレースマシン達。壮観である・・・。
そんな中で私の目を引いたのがこちら。
ヨシムラ HAYABUSA X-1である。
ヨシムラのチューンマシンなのでまさかここで見ることができるとは思わなかった。
あとはスズキの歴史や代表的な車やバイクなどの展示があった。
XN85。一時これが欲しくてレストア車を探していた頃を思い出した。結局、GXS-R1100になった模様。
HBカラーのGSX-Rとか鈴菌感染者にはたまらない場所であった。
車が作られる過程を学ぶことができたりするので社会科見学とかでも使われるのかもしれない。スズキ歴史館でのお土産はハスラーのチョロQである。
これは手に入れる過程が面白いので是非、スズキ歴史館で手に入れて頂きたい。
次に向かったのはヤマハ本社の横にあるヤマハ コミュニケーションプラザである。
入口に並ぶは今年で3連覇している8耐の歴代マシン達。
中でもお気入りはやはりFZR750だ。TECH 21カラーといえばこいつだろう。
2階にあがると2ストロークマシンたちが並んでいた。YZRの右3本出しチャンバーはいつ見てもかっこいい。
その奥には市販されている2ストロークマシン達が並んでいた。
RZ250を筆頭にTZRが並ぶこのレイアウトは素敵のひとこと。どれも歴史を作ってきた名車である。
他にもヤマハがエンジンを手がけているTOYOTA 2000GTが置いてあったりした。
スズキに長居したせいもありヤマハの見学は駆け足で終わった。
本日の宿は伊豆の伊東で17時にチェックインである。なお浜松から3時間かかる。
そしてコミュニケーションプラザを出た時間は15時30分。はい間に合わない。
連絡を入れて宿についたら平謝りをすることにした。
宿に着いたのは18時30分。友人のヘッドライトが逝ったりと色々あったが無事に到着。
東京~浜松~伊東という約500kmを走ったので疲れて部屋で寝落ちしていたのだが、宿にある無料で使えるカラオケルームに行ってみようぜと友人に誘われ予想通りカラオケ大会が開催した。YOU,TOUGH BOY…
9月11日(月)。天気、晴れ。
本日は帰るだけであるので余裕である。
下道で小田原まで行き大井松田から東名に乗り15時には帰宅。なんと健全な。
次のツーリングは来月に東北を考えています。
では来月東北で。
いつも輝いていたね。
8月25日(金)。天気、晴れ。
北海道から帰ってきた翌週の日曜日。トライアンフの販売店に行き、あることを伺った。
「マフラー変えたいんですが、このマフラーは2016年モデルにも装着できますか?」
そう、マフラーを変えようと考え、付けられるかどうかの確認をしにいったのだ。
買おうとしていたのはZARDのスリップオンマフラーである。
取り付けモデルが15年までのタイガーとしか書かれていなかったので、そのために確認をしに行ったのだが、社外品なのでむこうもデータがないようで
「サイズも合ってるし、スリップオンの取り付け口も限りなく同じに見えるから付くとは思う。でも、絶対とは言いきれない」
と言われた。
「もう少しこっちでも調べてみます」と店長に告げ、お店を出た。
そしてお店の駐車場で携帯を開いてその場でマフラーを購入した。
納期は4~5週間とあったZARDのマフラーが今日届いたので、帰宅後に取り付け、少し走ってきた。爆音である。これはうるさい。
そして抜けがよくなったからかアクセルがとても軽い。
とりあえずしばらくはこのマフラーで走ってみて、周りから不評であればまた考えようと思う。
TIGER800のエキゾーストノート比較動画を上げましたので音の変化はそちらで聴いてみて下さい。…おまけでR1-Zのエキゾーストノートもつけました。
次のツーリングは再来週に静岡の方に走りに行く予定です。
そして現実へ。
7月31日(月)。天気、晴れ。
北海道ツーリングでは3800km走ったので、当然のことながら本日はオイル交換を行った。
それにしても暑い。夏の東京でバイクなんて乗るものではないな。足が丸焼けになるかと思った。
今回の北海道ではヘルメットにウェアラブルカメラを装着して、走行シーン等を撮影していたので撮影動画からシーンの抽出を行いハイライトを作成した。
動画編集の技術や専用のソフトはなく、また数時間程度のやっつけ仕事なのでクオリティは低いが3分弱と短めにまとめたつもりなので、インスタントラーメンを作るときの待ち時間にでも見て頂けると幸いです。
MIDLAND XTC270(HDモード)
BGM
「Oozora~大空~」by TECHNOTRAIN
(BGMは著作権フリーのものを使用しています。)
夢の終わり。
7月29日(土)。天気、雨/晴れ。
まずは昨日の詳細を。
夕張にあるユーパロの湯は翌朝まで過ごせる健康ランドかと思っていたが、22時に終了するところだった。かくして、18時からの宿探しが始まったのである。
しかし前から気になっていた。追分にあるとほ宿の「旅の轍」というところで泊めて頂ける事に。夕張から追分への夜間ライドを行い、無事到着。
利用者は私を含めて4人だった。山登りをするという老夫婦。ライダーのおっさん。どなたも楽しい方ばかりでとても居心地が良かった。
そしてなにより1週間ぶりに布団で寝る事が出来た。
皆さんがまだ寝ている中、静かに着替えて出発をした。今日は襟裳岬を往復して苫小牧発のフェリーに乗るだけだ。
襟裳岬は当初諦めていたのだが、北端、東端へ行ったので南端にもという理由と、昨日お話しした女性ライダーの方が今日襟裳岬に向かうと言っていたから向かう気になったという簡単な理由だ。
しかし、今日も朝から雨が降りそうな曇天であった。途中で雨が降って来たので再び雨具の登場。襟裳岬に着くまで小雨が断続的に続いた。
襟裳岬に到着したものの、濃い霧に包まれており何も見えなかった。襟裳岬に立っている看板を見ると、襟裳岬は霧が出やすく一年の1/3は霧に包まれているという。それなら諦めるしかない。
苫小牧に向かうには少し時間があったので、襟裳岬にある物産展で「襟裳岬ラーメン」を頂いた。値段的に普通のラーメンかと思っていたらタラバ蟹の脚やツブ貝が入っていてびっくりした。ラーメンにしてはボリュームがあって美味しかった。
食べた後苫小牧に向かった。「どこかで昨日の女性ライダーとすれ違うかな?」と、思っていたが、すれ違わなかったので、黄金道路の方から行ったのではないだろうか。
苫小牧までの道は快晴であった。
この記事は苫小牧のフェリーターミナルで乗船待ちのタイミングで書いている。
夢から醒めるこの感じ…とても寂しい。
昨日の旅の轍で宿主の方と皆さんが僕の為に「心の旅」を歌ってくれたのを思い出すと涙が出てくる。歌詞の「汽車」の部分を「船」に変えてくれていた。
明日、仙台から東京へ走って今回の旅が終わるが、今回の旅で何を得たのかはまだ分からない。しかし、何十年経っても初めて北海道を回ったこの夏のことを忘れることはないだろう。
それはそうと、1週間ありがとう。家に着いたらすぐに洗車してあげるから少しまっててくれよ、相棒。
This trip is ends.
The next journey is waiting.