夕凪便り

~春が過ぎ、気がつけば冬が終わる~

いつも輝いていたね。

8月25日(金)。天気、晴れ

 

北海道から帰ってきた翌週の日曜日。トライアンフの販売店に行き、あることを伺った。

「マフラー変えたいんですが、このマフラーは2016年モデルにも装着できますか?」

 

そう、マフラーを変えようと考え、付けられるかどうかの確認をしにいったのだ。

買おうとしていたのはZARDのスリップオンマフラーである。

取り付けモデルが15年までのタイガーとしか書かれていなかったので、そのために確認をしに行ったのだが、社外品なのでむこうもデータがないようで

「サイズも合ってるし、スリップオンの取り付け口も限りなく同じに見えるから付くとは思う。でも、絶対とは言いきれない」

と言われた。

「もう少しこっちでも調べてみます」と店長に告げ、お店を出た。

そしてお店の駐車場で携帯を開いてその場でマフラーを購入した。

 

納期は4~5週間とあったZARDのマフラーが今日届いたので、帰宅後に取り付け、少し走ってきた。爆音である。これはうるさい。

そして抜けがよくなったからかアクセルがとても軽い。

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とりあえずしばらくはこのマフラーで走ってみて、周りから不評であればまた考えようと思う。

 

TIGER800のエキゾーストノート比較動画を上げましたので音の変化はそちらで聴いてみて下さい。…おまけでR1-Zのエキゾーストノートもつけました。

https://youtu.be/4FTlH-r07HQ

 

次のツーリングは再来週に静岡の方に走りに行く予定です。

そして現実へ。

7月31日(月)。天気、晴れ

 

北海道ツーリングでは3800km走ったので、当然のことながら本日はオイル交換を行った。

それにしても暑い。夏の東京でバイクなんて乗るものではないな。足が丸焼けになるかと思った。

 

今回の北海道ではヘルメットにウェアラブルカメラを装着して、走行シーン等を撮影していたので撮影動画からシーンの抽出を行いハイライトを作成した。

動画編集の技術や専用のソフトはなく、また数時間程度のやっつけ仕事なのでクオリティは低いが3分弱と短めにまとめたつもりなので、インスタントラーメンを作るときの待ち時間にでも見て頂けると幸いです。

 

youtu.be

 

ウェアラブルカメラ

MIDLAND XTC270(HDモード)

 

BGM
「Oozora~大空~」by TECHNOTRAIN

(BGMは著作権フリーのものを使用しています。)

http://dova-s.jp/bgm/play7305.html

夢の終わり。

7月29日(土)。天気、/晴れ

 

まずは昨日の詳細を。

夕張にあるユーパロの湯は翌朝まで過ごせる健康ランドかと思っていたが、22時に終了するところだった。かくして、18時からの宿探しが始まったのである。


しかし前から気になっていた。追分にあるとほ宿旅の轍というところで泊めて頂ける事に。夕張から追分への夜間ライドを行い、無事到着。
利用者は私を含めて4人だった。山登りをするという老夫婦。ライダーのおっさん。どなたも楽しい方ばかりでとても居心地が良かった。
そしてなにより1週間ぶりに布団で寝る事が出来た。

皆さんがまだ寝ている中、静かに着替えて出発をした。今日は襟裳岬を往復して苫小牧発のフェリーに乗るだけだ。

 

襟裳岬は当初諦めていたのだが、北端、東端へ行ったので南端にもという理由と、昨日お話しした女性ライダーの方が今日襟裳岬に向かうと言っていたから向かう気になったという簡単な理由だ。

しかし、今日も朝から雨が降りそうな曇天であった。途中で雨が降って来たので再び雨具の登場。襟裳岬に着くまで小雨が断続的に続いた。

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襟裳岬に到着したものの、濃い霧に包まれており何も見えなかった。襟裳岬に立っている看板を見ると、襟裳岬は霧が出やすく一年の1/3は霧に包まれているという。それなら諦めるしかない。

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苫小牧に向かうには少し時間があったので、襟裳岬にある物産展で「襟裳岬ラーメン」を頂いた。値段的に普通のラーメンかと思っていたらタラバ蟹の脚ツブ貝が入っていてびっくりした。ラーメンにしてはボリュームがあって美味しかった。

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食べた後苫小牧に向かった。「どこかで昨日の女性ライダーとすれ違うかな?」と、思っていたが、すれ違わなかったので、黄金道路の方から行ったのではないだろうか。

苫小牧までの道は快晴であった。

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この記事は苫小牧のフェリーターミナルで乗船待ちのタイミングで書いている。
夢から醒めるこの感じ…とても寂しい。

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昨日の旅の轍で宿主の方と皆さんが僕の為に「心の旅」を歌ってくれたのを思い出すと涙が出てくる。歌詞の「汽車」の部分を「船」に変えてくれていた。

youtu.be

 

 

明日、仙台から東京へ走って今回の旅が終わるが、今回の旅で何を得たのかはまだ分からない。しかし、何十年経っても初めて北海道を回ったこの夏のことを忘れることはないだろう。

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それはそうと、1週間ありがとう。家に着いたらすぐに洗車してあげるから少しまっててくれよ、相棒。

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This trip is ends.
The next journey is waiting.

移動日。

7月28日(金)。天気、曇り/

 

絶景と噂の摩周湖の雲海を見るために日の出の時間とともに摩周湖へ向かった。昨日に引き続き、霧の摩周湖、雲ひとつなし。
きっと珍しい事なのだろうが、求めていたものと違ったので少しガックリした。

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しかし、いつでも見れるものでないからこそ、また今度見に行こうという気になる。

 

 

摩周湖の展望台から帰ろうと後ろを向くと、屈斜路湖には雲海が立ちこめてるではありませんか。ここから美幌峠までどれぐらいかかるか…
などと考えつつも「急げば間に合う!」と信じて美幌峠へ。
ギリギリのところで雲海を収める事が出来たが、朝から100kmぐらい走行して疲労が溜まった。1日の始まりはこれからだ

 

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今日は特に見るところもなく、明日の船のため道央、道南へ移動するだけだ。

旭川に行く途中にあった、流星の滝銀河の滝、そして層雲峡に立ち寄った。

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層雲峡で、ある女性ライダーとお話しした。
この女性ライダー、実は2日前の納沙布岬。昨日の神の子池裏摩周美幌峠。今日の朝前を走っていた、そして層雲峡。と6回も遭遇しているのである。何かの縁を感じ話をしてみた次第であった。

その後、美瑛の方へ向かったのだが雨が降ってきた雨具を持ってきたんだから使えって事か、神様。

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雨具を装備し夕張にあるユーパロの湯というところへ向かった。
そこて温泉に入って夕飯を頂き、今この記事をセイコーマートの前で書いている。あれ、泊まる所は…?

明日はせっかく北端、東端へ行ったので南端の襟裳岬へ行ってフェリーに乗ろうと思います。

 

 

To be continued…

海を見なかった一日。

7月27日(木)。天気、晴れ

テントの結露が凄く、昨夜冷え込んだのが伺える。
今日は主に湖を巡ることにした。
まず始めに向かったのが摩周湖である。摩周湖霧の摩周湖と言われるようにスッキリとしない天気の日が多いので有名だ。
今日の摩周湖は快晴だった。
その為、摩周ブルーと言われる摩周湖の湖面を見る事が出来た。
摩周湖の水の透明度が良くて、太陽光の青の成分のみを反射してるから綺麗な摩周ブルーと呼ばれる青色になるのだという。

 

 

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摩周湖第一展望台から摩周湖を挟んで反対側に向かった。ここには神の子池裏摩周展望台がある。裏摩周の感想は省略。
神の子池に行くには未舗装路を通らなければならないため、二輪車は注意が必要だ。
また、駐車場にはアブが多く、人の周りや車等の周りを常に10匹ぐらいが集っているので、虫が嫌いな人は行くのを控えるか、覚悟を決めましょう。
バイクを停め、神の子池へ。神の子池は摩周湖の湧き水なのだが、透明な池に藻のようなものが浮いており、「そんなに綺麗じゃないな」と思った。そして水が湧いている所に到着。「なんだこれは…。」と思わず言葉を漏らしてしまった。

 

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水が湧いている箇所は藻がなく、また太陽の光が底の倒木に反射してエメラルドグリーンになっており、神秘的という、言葉がピッタリの場所だった。

 

次に向かったのは阿寒湖である。ちなみに阿寒湖は普通の湖だった。マリモ?知らんな。f:id:makaroniF2:20170727212430j:image

 

そして阿寒湖にはアイヌコタンという民芸品や、昔ながらのアイヌの生活を学べる場所がある。ここでは主に木彫りの人形が販売されていた。

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丁度お昼どきだったので昼食の野生丼を頂いた。中に入っている肉はエゾ鹿だそうだ。家庭の味で美味しかった。

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阿寒湖を後にして向かったのはオンネトーという湖である。
今までいくつもの湖を見たが、ここの湖面が一番綺麗であった。湖面がエメラルドグリーンに光っており綺麗だった。また五色沼とも呼ばれるらしいので、光の加減や時期によって色が変わるのだろう。

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次に向かうは美幌峠摩周湖を一望できる道であり、高台には展望台も設置されており、俗にいう観光地だ。ここでは眼下に広がる摩周湖大きさに感動させられた。

 

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そのまま摩周湖にある和琴半島にテントの設営を行い。夕食の買い出しもかねて摩周湖のほとりにある砂湯に行ってきた。

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砂湯は砂浜を掘るとお湯が湧き出るという場所で。人が掘った穴に溜まっていた水を触ったら42℃くらいの源泉が湧いていた。近くのお土産店で、スコップを売っているので行かれる方はそちらでスコップを購入し、砂場を掘るといいと思う。手で穴を掘ろうと横着すると、私みたいに火傷するのでご注意を。源泉は熱湯です。

 

半年前の宣言通り和琴半島でキャンプする事が出来て満足だ。

 

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今回の北海道の旅で行きたいとマークしていた所はほぼ回ってしまったので、残り2日はゆっくり富良野の辺りに行こうと思う。

 

To be continued…

 

あっちの岬、こっちの岬。

7月26日(水)。天気、晴れ

 

尾岱沼から見る日の出は四角い太陽が見れたりと有名なので、日の出の時間に起きて日の出を見ようとしたものの、テントから外を覗いたら霧が立ち込めていたので諦めた。

 

今日は最東端である納沙布岬に行って、釧路の方へ向かった。

 

納沙布も、平日だからか人が少なく、横の物産展である御食事処 東光に寄ったら「サービスです」と言われて蟹のてっぽう汁を頂いた。

せっかくなので自宅に花咲ガニを送ることにした。

花咲ガニを買ったお店の人も北方四島を見たのは久しぶり」と言うぐらいに天気が良い日で遠くの島々まで見る事が出来た。「目の前にあるあの島、水晶島って言うんだけどあそこはもうロシアなんだよ」って話を聞いてなんとも複雑な気持ちになった。

とりあえず最東端は北方領土問題で戦っている島として印象に残った。

 

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琵琶瀬展望台に向かう途中、霧多布岬に寄り道。ここは自然を感じられる素晴らしい場所だった。何かの映画で使われたらしいと看板に書いてあったが、興味がなかったので新垣結衣主演ってこと以外憶えてない。

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同じ半島にあるアゼチの岬にも立ち寄ることにした。半島の端が細長く伸び。その先に瞼暮帰島があり、遠近感の問題でまるでCGのような風景で、とても綺麗だった。f:id:makaroniF2:20171217080913j:image

 

さて、当初の予定通り琵琶瀬展望台へ行き、霧多布湿原を見た。また物産展でかき蕎麦を食べたが、程よく磯の味がして美味しかった。

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次に向かうは涙岬。観光雑誌にも紹介されていなかったが、隠れスポットなのだろうか。
私は風雨来記で知っていたが、入り口は涙岬の看板がひっそりとある程度で、しかも高速コーナーの途中にあったので一回通り過ぎてしまった。

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ここは是非とも行きたかった場所だ。言葉では言い表せないので、北海道に行った際は実際に訪れて体験して頂きたい。なお、クマ注意の看板があったので行く場合は対策と覚悟を。

ちなみに写真は、誰もいなかったのでタイマー機能を使い、ジャンプしたところを撮ろうとしたが失敗したブログ主の図。

 

今日は釧路湿原の少し上にあるシラルトロ沼でキャンプ。キャンプ場の利用者が私一人だった。
そして昨日からアブがテントに集ってくるのだけれど何故だ。テントに行きたくないのだが…。
とりあえず、近くの温泉施設の休憩室で明日の予定を立てている。そしてコインランドリーも使わせて頂いたので洗濯物の問題も解決した。

 

明日は摩周湖屈斜路湖辺りを回ります。

 

To be continued…

 

猫?いいえ、イヌ科。

7月25日(火)。天気、晴れ。


寝覚めは北海道に来て以来一番すっきりしていた。昨日の稚内のキャンプ場は寒すぎたのと、ちょうど寝ていたところの下に木の根っこがあったから寝覚めは良くなかったが、平地で湖の波の音を聞きながらだったので体が落ち着いたのだろう。

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今日は雑誌で紹介されていた地平線スポット、来運公園、知床峠、ナラワラ、開陽台へ足を運んだ。

私が今回参考にしているのは「Gakken 北海道 ツーリングパーフェクトガイド」という本だ。この本にはキャンプ場や、ゲストハウスなどほかの観光雑誌には載ってないようなものを紹介してくれているので気に入っている。


紹介しているスポットの名前も「名もない展望台」とか「海までの直線道路」といった感じの雑誌である。

とりあえず、網走から斜里へ行き、近くの直線道路スポットへ行った。

有名なスポットではないので道のど真ん中で止めての写真が撮り放題である。

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次に向かったのは来運公園。ここの公園は湧き水が出ており、飲むと運気が上がると言われている。持参した水筒に汲んできた。

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海までの直線道路と紹介されていた場所に行った。本来なら道の向こうにオホーツク海が広がるのだが曇っていてただの直線道路になってしまった。

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向かうは知床。道の駅 知床・シリエトクに入ったら出口からクシタニさんが出て行った。私は気付いたが向こうは気づかなかったようだ。彼と会うのは恐らく今日が最後となるだろう。

海沿いの道は霧に包まれていたが、知床峠に入ったら晴れてきて、羅臼岳がとても綺麗だった。

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羅臼に降ってきて、道の駅 羅臼で早めの昼食。黒ホッキが食べたかったが早々に売り切れのようだ。諦めてサメガレイの煮付け定食を頂いた。美味い。

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次に行ったのが野付半島にあるナラワラである。ナラワラは海水によって侵食されたミズナラの木が風化したものである。大自然を目の当たりにして「これはまたすごいな…」と声を漏らしてしまった。この景色もいつかはなくなってしまうのだろう。

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もう少し行った先にはトドマツが風化したトドワラがあるのだが、徒歩でしか行けないうえに30分かかるようなので断念。


野付半島にあるネイチャーセンターで休憩していると、駐車場でキタキツネを発見。人に慣れているのだろう。逃げずに愛想を振りまいていた。しまいには車の陰で寝る始末。君は猫か。

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その後行ったのが開陽台である。地球は丸かった。周り全部が地平線で北海道の広大さを実感した。

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また有名なスポット、北19号線で写真を撮った。これが噂のうねる直線か。

 

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例の雑誌で紹介されていた「北19号線の横のダート」に行ったが、砂が柔らかくて引き返すことが出来なくなり1kmのダートを走る羽目になった。こんな道だと分かっていればフルパニア状態で走りはしなかった。

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今日は温泉が有名な尾岱沼でキャンプ。目の前の海からの日の出が凄いらしいので起きれたら起きて見たいと思う。

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明日は納沙布かな。

 

To be continued…